個人再生の
解決事例
東京都在住case127
ご依頼者様の基本情報
K様/40代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
K様は、コンサルタント業者として独立した際の開業資金に充てるため、複数の銀行から融資を受けるようになりました。しかし、事業の利益が上がらず、徐々に返済が困難になってしまいました。
そのため、自営業を辞めて安定収入の得られる仕事に転職しましたが、滞納していた税金の差押えを受ける等して返済が困難となり、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収60万円
資産:預貯金20万円、保険解約返戻金62万円、自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,460,000円 | 32,000円 |
B社 | 980,000円 | 25,000円 |
C社 | 420,000円 | 10,000円 |
D社 | 1,190,000円 | 18,000円 |
E社 | 1,110,000円 | 19,000円 |
F社 | 170,000円 | 5,000円 |
G社 | 270,000円 | 13,000円 |
H社 | 1,150,000円 | 30,000円 |
I社 | 6,270,000円 | 55,000円 |
J社 | 630,000円 | 5,000円 |
K社 | 1,090,000円 | 45,000円 |
L社 | 900,000円 | 31,000円 |
M社 | 3,380,000円 | 210,000円 |
N社 | 310,000円 | 9,000円 |
O社 | 480,000円 | 15,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 19,810,000円 | 522,000円 |
P社(住宅ローン) | 41,520,000円 | 165,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 220,000円 | 3,500円 |
B社 | 150,000円 | 2,500円 |
C社 | 60,000円 | 1,000円 |
D社 | 180,000円 | 3,000円 |
E社 | 170,000円 | 3,000円 |
F社 | 30,000円 | 初回一括 |
G社 | 40,000円 | 1,000円 |
H社 | 170,000円 | 3,000円 |
I社 | 950,000円 | 15,000円 |
J社 | 95,000円 | 2,000円 |
K社 | 165,000円 | 3,000円 |
L社 | 140,000円 | 2,000円 |
M社 | 510,000円 | 8,500円 |
N社 | 50,000円 | 1,000円 |
O社 | 70,000円 | 1,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 3,000,000円 | 49,500円 |
P社(住宅ローン) | 41,520,000円 | 165,000円 |
コメント
K様は自宅を残すことを希望されたため、破産手続を避けて個人再生手続を選択しました。また、K様の毎月の収入は高額であったため、債権者への返済に充てる原資にも問題はありませんでした。
申立後は、裁判所から選任された個人再生委員に対し、住宅ローンとして借入れた資金が住宅の購入以外に使用されていないことを丁寧に説明し、住宅資金特別条項を付した再生計画案を作成することができました。
そして、申立てから6ヶ月後に無事認可決定を得て、自宅を残しつつ債務整理を行うことができました。