個人再生の
解決事例

埼玉県在住case96

ご依頼者様の基本情報

B様/50代/男性/埼玉県在住/会社員

受任前の状況

事情

B様は、10年程前から株式の取引を頻繁に行うようになり、当初は給与の範囲内で投資していましたが、多額の損失を出したため、銀行などから借入れをして投資を継続しました。しかし、その後も利益は出ず、返済のための借入れを繰り返すようになったため、当事務所へご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:給与67万円 児童手当2万円
資産:預貯金96万円、出資金150万円、保険解約返戻金8万円、自動車107万円(時価)、戸建住宅(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 170,000円 32,000円
B社 1,000,000円 40,000円
C社 260,000円 20,000円
D社 420,000円 7,000円
E社 2,890,000円 60,500円
F社 1,750,000円 40,000円
G社 530,000円 不明
H社 6,500,000円 不明
I社 860,000円 30,000円
J社 2,100,000円 30,000円
K社 1,920,000円 28,000円
L社 2,750,000円 不明
合計(住宅ローン除く) 21,150,000円 287,500円
M社(住宅ローン) 32,300,000円 120,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 24,000円 初回一括
B社 145,000円 7,000円
C社 36,000円 初回一括
D社 60,000円 3,000円
E社 410,000円 21,000円
F社 250,000円 13,000円
G社 75,000円 4,000円
H社 920,000円 46,000円
I社 120,000円 6,000円
J社 300,000円 15,000円
K社 270,000円 14,000円
L社 390,000円 20,000円
合計(住宅ローン除く) 3,000,000円 149,000円
M社(住宅ローン) 32,300,000円 120,000円

コメント

B様の毎月の給与額が高額だったため、当初は任意整理手続を選択しました。しかし、当事務所が介入しなかった債権者から一括請求され、支払いが困難となったため、個人再生手続き(小規模個人再生)に方針変更しました。
申立までの間に、債権者の一人からB様に対して度々請求がございましたが、弁護士介入後の執拗な請求行為が恐喝行為に該当するおそれがあることを説明し、手続の協力を依頼したところ、請求を止めてもらえることになりました。
申立後は、債権者からのクレームもなく円滑に手続は進み、申立てから7ヶ月後に無事再生計画案の認可を得ることができました。

依頼者の声