個人再生の
解決事例
東京都在住case92
ご依頼者様の基本情報
W様/40代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
W様は、長らく生活費の補填や代金決済のためクレジットカードを利用していたことに加え、仕事で遠方に出張する際の経費立替え、出向に伴う引越費用などの捻出のため、繰り返し数十万円単位の借入れをしていました。その後、返済のために借入れをせざるを得ない悪循環に陥ってしまいました。
収入・資産の状況
収入:月収33万円
資産:保険解約返戻金7万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,230,000円 | 56,000円 |
B社 | 270,000円 | 24,000円 |
C社 | 85,000円 | 10,000円 |
D社 | 1310,000円 | 26,000円 |
E社 | 2,340,000円 | 50,000円 |
F社 | 3,390,000円 | 70,000円 |
G社 | 2,080,000円 | 40,000円 |
H社 | 530,000円 | 10,000円 |
合計 | 11,235,000円 | 286,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 3か月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 250,000円 | 12,400円 |
B社 | 53,000円 | 2,700円 |
C社 | 17,000円 | 初回一括 |
D社 | 260,000円 | 13,000円 |
E社 | 470,000円 | 23,400円 |
F社 | 680,000円 | 34,000円 |
G社 | 416,000円 | 21,000円 |
H社 | 106,000円 | 5,300円 |
合計 | 2,252,000円 | 128,800円 |
コメント
自己破産も検討しましたが、少しでも返済をしていきたいという希望が強く、また、借入原因の一部に浪費があったことから、個人再生(小規模個人再生)の方針としました。
申立後、再生委員の関与の下、手続は問題なく進み、債権者から過半数の反対もなかったため、再生計画は無事認可されました。
受任前は月の返済額が28万円を超えていましたが、再生手続をしたことで、5年間で3ヶ月毎に約13万円(月額約4万3000円)を返済していくことになり、家計の再建を図ることができました。