個人再生の
解決事例
神奈川県在住case85
ご依頼者様の基本情報
P様/40代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
P様は、住宅ローンの返済を優先し、生活費を借り入れで補う状況を10年以上続けられていました。途中でおまとめローンも利用されましたが、まとめきれずかえって債務が増大したため、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収32万円
資産:預貯金25万円、保険解約返戻金48万円、退職金294万円、自動車(資産価値なし)、マンション(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,550,000円 | 20,000円 |
B社 | 4,310,000円 | 35,000円 |
C社 | 1,260,000円 | 15,000円 |
D社 | 2,460,000円 | 25,000円 |
E社 | 3,550,000円 | 30,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 13,130,000円 | 125,000円 |
F社(住宅ローン) | 16,090,000円 | 75,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 310,000円 | 7,000円 |
B社 | 860,000円 | 18,000円 |
C社 | 250,000円 | 5,000円 |
D社 | 500,000円 | 10,000円 |
E社 | 710,000円 | 15,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 2,630,000円 | 55,000円 |
F社(住宅ローン) | 16,090,000円 | 75,000円 |
コメント
P様はご自宅のマンションを所有されていて、債権者への返済原資もご準備できる家計状況でしたので、個人再生手続き(小規模個人再生)を選択しました。
ご自宅に設定されている抵当権が根抵当権でしたので、住宅ローン以外に被担保債権がないことの証明書を裁判所へ提出し、問題なく住宅資金特別条項を付すことができました。
申立てから4ヶ月後に再生計画案の認可決定が下り、無事手続きを終結することができました。