個人再生の
解決事例
埼玉県在住case79
ご依頼者様の基本情報
I様/30代/男性/埼玉県在住/会社員
受任前の状況
事情
I様は、自宅を購入した後、病気を患い、短時間の勤務しかできなくなったことから、収入が減少してしまいました。そのため、住宅ローン返済や生活費の補填のため、長期間にわたって借入に依存するようになってしまいました。
収入・資産の状況
収入:月収22万円(ほか賞与年間35万円)
資産:預貯金10万円,退職金見込額60万円,自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 360,000円 | 15,000円 |
B社 | 170,000円 | 15,000円 |
C社 | 2,240,000円 | 45,000円 |
D社 | 3,270,000円 | 40,000円 |
E社 | 2,840,000円 | 33,000円 |
F社 | 2,700,000円 | 35,000円 |
G社 | 2,570,000円 | 22,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 14,150,000円 | 205,000円 |
H社(住宅ローン) | 34,230,000円 | 80,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 70,000円 | 2,000円 |
B社 | 30,000円 | 800円 |
C社 | 450,000円 | 12,000円 |
D社 | 660,000円 | 18,000円 |
E社 | 570,000円 | 16,000円 |
F社 | 540,000円 | 15,000円 |
G社 | 510,000円 | 14,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 2,830,000円 | 77,800円 |
H社(住宅ローン) | 34,240,000円 | 80,000円 |
コメント
自宅を残したいという強い希望がありましたので、小規模個人再生の方針としました。
病気については、完治はしていないものの、給与水準は現状以下にはならないとのことでしたので、認可を受ければ、返済の履行可能性も見込まれました。
申立後、健康状態について履行可能性の調査が必要であったことから、個人再生委員が選任されました。
個人再生委員の調査の中で、今後の家計の見込み等を詳細に報告し、再生計画の書面決議でも過半数の反対が出なかった結果、無事、再生計画は認可されました。
住宅ローンを除いて1400万円以上あった負債が約280万円に減縮され、これを3年間で返済していくことになりました。