個人再生の
解決事例
神奈川県在住case77
ご依頼者様の基本情報
G様/50代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
G様は、ご自身が単身赴任をしていた際に奥様が借入れた債務とお子様の病気の治療費を支払うため、複数の業者から借入れをされていました。また、住宅ローンの返済もあり、毎月の支払額が生活を圧迫するようになったため、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
月収:35万円
資産:預貯金12万円,退職金254万円,保険解約返戻金50万円,建物:0円(オーバーローンのため資産価値なし),山林:7000円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 110,000円 | 10,000円 |
B社 | 570,000円 | 15,000円 |
C社 | 4,440,000円 | 80,000円 |
D社 | 1,010,000円 | 20,000円 |
E社 | 3,280,000円 | 60,000円 |
F社 | 500,000円 | 3,000円 |
G社 | 1,810,000円 | 29,000円 |
H社 | 1,720,000円 | 69,000円 |
I社 | 210,000円 | 2,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 13,650,000円 | 288,000円 |
J社(住宅ローン) | 10,880,000円 | 49,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 20,000円 | 500円 |
B社 | 110,000円 | 2,000円 |
C社 | 890,000円 | 19,000円 |
D社 | 200,000円 | 4,000円 |
E社 | 660,000円 | 14,000円 |
F社 | 100,000円 | 2,000円 |
G社 | 360,000円 | 8,000円 |
H社 | 350,000円 | 7,000円 |
I社 | 40,000円 | 900円 |
合計(住宅ローン除く) | 2,730,000円 | 57,400円 |
J社(住宅ローン) | 10,880,000円 | 49,000円 |
コメント
G様は、賃貸マンションにお住まいでしたが、退職後に戻る予定の自宅を残したいというご希望がありました。そのため、破産手続ではなく個人再生手続を選択しました。
そして、自宅は知人に賃貸されていたため、住宅資金特別条項を付すための要件である「自己の居住の用に供する建物」であることを立証する必要がありました。
そこで、賃貸借契約の経緯,定期借家契約であること及び退職後はご自宅に戻ることを個人再生委員との面談で具体的に述べました。
その結果、住宅資金特別条項付の再生計画案が認可され、無事、自宅を残すことができました。