個人再生の
解決事例

埼玉県在住case25

ご依頼者様の基本情報

E様/60代/男性/埼玉県在住/会社員

受任前の状況

事情

E様は、仕事の関係で転勤を繰り返しており、奥様とも別居しておりました。奥様を含めたご家族に対する仕送りのため、借入を繰り返すようになりました。しかし、気が付くと毎月の返済額が20万円を超え、これ以上返済のために借入ができなくなってしまいました。

収入・資産の状況

収入:月収32万円 資産:特になし

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 800,000円 31,000円
B社 800,000円 30,500円
C社 500,000円 11,000円
D社 300,000円 15,000円
E社 100,000円 10,000円
F社 100,000円 40,000円
G社 500,000円 15,000円
H社 950,000円 25,000円
I社 300,000円 15,000円
J社 800,000円 15,000円
K社 520,000円 10,000円
L社 300,000円 10,000円
M社 450,000円 25,000円
合計 6,420,000円 252,500円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 3か月毎の返済額
A社 160,000円 13,000円
B社 160,000円 13,000円
C社 100,000円 8,000円
D社 70,000円 6,000円
E社 20,000円 2,000円
F社 20,000円 2,000円
G社 110,000円 10,000円
H社 200,000円 17,000円
I社 70,000円 6,000円
J社 180,000円 15,000円
K社 100,000円 8,000円
L社 60,000円 5,000円
M社 90,000円 7,000円
合計 1,340,000円 112,000円

コメント

収入は安定しており、債務額も適度に分散していたことから、小規模個人再生の手続を採る中で、形式的な問題点はありませんでした。
しかし、毎月ご家族への支払いが相当額あったことから、履行可能性(再生計画が認可されたとして、減縮された金額を本当に支払っていけるのか)の指摘があり、個人再生委員が選任され、調査がなされました。
個人再生委員により、毎月の収支状況の確認や、履行テストが実施されましたが、特段問題はありませんでした。結果、再生計画は認可され、3年間3ヶ月毎に11万2000円を返済していくことになりました(毎月の負担額は約7分の1になりました)。