個人再生の
解決事例
東京都在住case11
ご依頼者様の基本情報
K様/40代/女性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
K様は10年ほど前に来日された方で、母国で生活をしているご家族への仕送りを優先したため、生活費が不足しがちになり、頻繁に借入れをするようになりました。
毎月40万円以上の収入はありましたが、家族への仕送りをしなければならず、これ以上の返済は困難であると判断されて、当事務所へ相談に来られました。
収入・資産の状況
月収:約41万円 資産:特になし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,640,000円 | 100,000円 |
B社 | 1,560,000円 | 50,000円 |
C社 | 1,970,000円 | 25,000円 |
合計 | 6,170,000円 | 175,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 540,000円 | 15,000円 |
B社 | 330,000円 | 9,000円 |
C社 | 420,000円 | 12,000円 |
合計 | 1,290,000円 | 36,000円 |
コメント
全額の返済は無理ですが、少しでも返済をしたいというご本人の意向でした。また、I様は相当額の月収があり、今後も安定的に収入を得られる状況でしたので、5分の1に圧縮された債務を返済する資力が十分にありました。そのため、破産手続ではなく、個人再生手続を選択しました。
債権者からの反対もなく、申立てから約5ヶ月後に再生計画は無事認可されました。