個人再生の
解決事例
東京都在住case8
ご依頼者様の基本情報
H様/40代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
H様は、体調を崩して、休職・退職した後、半年間、次の仕事に就くことができず、その間の生活費を補填するため、借入が増加してしまいました。また、自宅マンション購入による住宅ローンの負担にも悩まれていました。毎月、住宅ローンの返済で9万円弱、その他の返済で15万円の負担がありました。
収入・資産の状況
手取月収:28万円(ほか,賞与年額約55万円)
自宅マンション:40万円(ローン残額控除後の評価額)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 302,000円 | 20,000円 |
B社 | 2,032,000円 | 40,000円 |
C社 | 1,529,000円 | 24,000円 |
D社 | 337,000円 | 24,000円 |
E社 | 1,500,000円 | 20,000円 |
F社 | 2,000,000円 | 22,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 7,700,000円 | 150,000円 |
G社(住宅ローン) | 33,600,000円 | 88,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 61,000円 | 1,700円 |
B社 | 451,000円 | 12,500円 |
C社 | 305,000円 | 8,500円 |
D社 | 71,000円 | 2,000円 |
E社 | 334,000円 | 9,300円 |
F社 | 400,000円 | 11,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 1,622,000円 | 45,000円 |
G社(住宅ローン) | 33,600,000円 | 88,000円 |
コメント
転職後は安定した収入状況であったこと、自宅を残したいというご希望があったこと、清算価値も高額にならないと見込まれたことなどから、小規模個人再生の方針としました。
自宅マンションの購入資金として、2社のローンを利用されていましたが、うち1社については抵当権が付されていなかったため、手続上は、通常の再生債権として取り扱うこととしました。
申立て後、滞りなく手続が進行し、債権者から過半数を超える反対もなく、無事、計画は認可されました。その結果、住宅ローンは従前通りに支払い、その他の債務は約5分の1に減縮されて3年間で返済していくことになりました。