個人再生の
解決事例
千葉県在住case358
ご依頼者様の基本情報
N様/50代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
N様は、資産形成のため不動産投資をしましたが、利用をした投資会社からは詐欺に近いような対応を受け、利益が発生するどころか、ローンを支払うと収支はマイナスになってしまいました。また、投資会社の主導で、投資物件に住宅ローンを利用したことから、当該ローンの期限の利益を失うこととなり、返済が不能となりました。
収入・資産の状況
収入:月収26万円(ほか賞与年額50万円)
資産:現金50万円 預貯金50万円 退職金共済150万円 保険解約返戻金100万円 自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
| 借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
|---|---|---|
| A社 | 17,070,000円 | 63,000円 |
| B社 | 2,810,000円 | 10,000円 |
| C社 | 220,000円 | 一度も返済していない |
| D社 | 4,980,000円 | 63,000円 |
| E社 | 70,000円 | 20,000円 |
| 合計 | 25,150,000円 | 156,000円 |
| F銀行(住宅ローン) | 12,260,000円 | 55,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
| 借入先 | 借入残高 | 3ヵ月ごとの返済額 |
|---|---|---|
| A社 | 4,100,000円 | 210,000円 |
| B社 | 680,000円 | 30,000円 |
| C社 | 50,000円 | 初回一括 |
| D社 | 1,190,000円 | 60,000円 |
| E社 | 20,000円 | 初回一括 |
| 合計 | 6,040,000円 | 300,000円 |
| F銀行(住宅ローン) | 12,260,000円 | 55,000円 |
コメント
借入原因が不動産投資にあったこと、自宅不動産等の相当の資産を保有していたことなどから、給与所得者等再生の方針としました。
債務形成の原因が不動産投資になり、債務が高額であったことなどから、個人再生委員が選任され、詳細な事情まで調査を受けました。これに対し、随時、詳細な報告をしたことから、個人再生委員及び裁判所の理解を得ることができました。
履行テストも滞りなく遂行できた結果、無事再生計画は認可されました。
依頼者の声