個人再生の
解決事例

東京都在住case355

ご依頼者様の基本情報

K様/50代/男性/東京都在住/自営業

受任前の状況

事情

K様は、独立して個人自営業を始めましたが、運転資金を捻出するため、借入れを継続するようになりました。その後、教育ローンや住宅ローンも借り入れましたが、コロナ禍の影響で、売上が減少し、返済が困難となりました。

収入・資産の状況

収入:月収45万円
資産:自動車3台(200万円)、不動産(50万円)、什器備品(ほぼ無価値)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 4,430,000円 80,000円
B社 1,040,000円 22,000円
C銀行 60,000円 一度も返済していない
D銀行 2,750,000円 36,000円
E銀行 1,460,000円 18,000円
F社 500,000円 15,000円
G銀行 510,000円 10,000円
H社 500,000円 18,000円
I社 600,000円 100,000円
合計 11,850,000円 299,000円
J銀行(住宅ローン) 32,070,000円 105,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 1,140,000円 19,000円
B社 270,000円 4,000円
C銀行 10,000円 初回一括
D銀行 710,000円 12,000円
E銀行 370,000円 6,000円
F社 130,000円 2,000円
G銀行 130,000円 2,000円
H社 130,000円 2,000円
I社 150,000円 3,000円
合計 3,040,000円 50,000円
J銀行(住宅ローン) 32,070,000円 105,000円

コメント

事業継続を希望していたこと、住宅を保有していたこと等から、破産は回避し、小規模個人再生の方針としました。

売上の見込みが懸念されましたが、コロナ禍も落ち着き始めたことから、回復基調にあり、履行可能性も確保できるようになりました。

申立後、事業や家計の収支状況を随時報告し、裁判所や個人再生委員の理解を得ることもできました。

結果として、債権者からの過半数の異議もなく、無事再生計画は認可され、経済的な再建を図ることができました。

依頼者の声