個人再生の
解決事例
東京都在住case328
ご依頼者様の基本情報
J様/30代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
J様は、上京後に、投資会社から不動産投資の勧誘を受け、勧誘されるがままローンを組んで投資用物件を購入しました。しかし、後になって、当該ローンは、居住が必要な住宅ローンであったことが発覚し、ローン会社からは一括返済を求められることになりました。
収入・資産の状況
収入:月収22万円(ほか賞与年額40万円)
資産:現金130万円 預貯金100万円 確定拠出年金100万円 保険解約返戻金150万円 投資用不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 20,000円 | 20,000円 |
B社 | 170,000円 | 170,000円 |
Cファイナンス | 2,000円 | 2,000円 |
D社 | 25,510,000円 | 70,000円 |
E社 | 160,000円 | 20,000円 |
合計 | 25,862,000円 | 282,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 5,000円 | 初回一括 |
B社 | 44,000円 | 初回一括 |
Cファイナンス | 1,000円 | 初回一括 |
D社 | 3,710,000円 | 62,000円 |
E社 | 40,000円 | 初回一括 |
合計 | 3,800,000円 | 62,000円 |
コメント
投資の失敗による負債であること、相当の資産を保有していたことから、破産は避け、給与所得者等再生の方針としました。
申立前に、投資用不動産の競売が申し立てられ、申立後に競売がなされたことから、再生計画案には適格条項を付するなどして、手続を進めました。
手続上特段問題となる点はなく、無事再生計画は認可され、投資の失敗をリカバリーすることができました。