個人再生の
解決事例

長野県在住case326

ご依頼者様の基本情報

H様/40代/男性/千葉県在住/会社員

受任前の状況

事情

H様は、結婚し、自宅を購入後、将来的な家計の資産形成のため、仮想通貨取引を始めとしたネットワークビジネスに傾倒するようになりました。この投資資金を捻出するために複数の債権者から借入れをするようになりました。投資の運用は知人に任せており、当初は順調に配当を得ることができていましたが、突然、配当が停止し、委託先の知人との連絡も途絶え、投資詐欺に遭ったことが発覚しました。結果として、投資額を回収することは不能となり、借入金の返済も困難となりました。

収入・資産の状況

収入:月収43万円
資産:現金60万 預貯金10万 保険解約返戻金90万 有価証券3万 自動車70万 不動産(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 1,100,000円 12,000円
B社 2,780,000円 60,000円
C社 94,000円 10,000円
D社 310,000円 10,000円
E社 290,000円 8,000円
F社 1,150,000円 120,000円
Gカード 400,000円 100,000円
Hカード 1,100,000円 40,000円
I社 1,600,000円 50,000円
J社 2,000,000円 一度も返済していない
K氏(個人) 1,000,000円 一度も返済していない
L氏(個人) 1,000,000円 一度も返済していない
合計 12,824,000円 410,000円
M銀行(住宅ローン) 24,000,000円 92,000円

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 220,000円 6,000円
B社 540,000円 15,000円
C社 19,000円 初回一括
D社 62,000円 1,700円
E社 57,000円 1,600円
F社 230,000円 6,400円
Gカード 80,000円 2,200円
Hカード 220,000円 6,100円
I社 320,000円 9,000円
J社 400,000円 11,000円
K氏(個人) 200,000円 5,500円
L氏(個人) 200,000円 5,500円
合計 2,548,000円 70,000円
M銀行(住宅ローン) 24,000,000円 92,000円

コメント

自宅等の相当の資産を保有していたこと、破産の場合は免責不許可事由に該当することなどから、小規模個人再生の方針としました。受任後は、投資は一切やめて、収入の範囲で生活ができるように家計の改善を徹底していただきました。申立後は特段問題となる点はなく、債権者から半数以上の反対もなかったため、無事再生計画は認可されました。

依頼者の声