個人再生の
解決事例
神奈川県在住case321
ご依頼者様の基本情報
C様/50代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
C様は、妻と結婚する前、妻がその前夫からDV等の被害を受けており、離婚も難航していたことから、妻やその子を経済的に援助するため、借入れやカード利用をするようになりました。その後、妻はその前夫と離婚し、C様と結婚しました。結婚後、自宅マンションや車を購入する中で、従前の債務の返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収47万円(ほか賞与年額55万円)
資産:預貯金70万円、退職金25万円、保険解約返戻金8万円、自動車150万円、不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 2,500,000円 | 37,000円 |
Bカード | 3,100,000円 | 40,000円 |
Cカード | 1,900,000円 | 68,000円 |
D社 | 1,400,000円 | 43,000円 |
E社 | 610,000円 | 38,000円 |
合計 | 9,510,000円 | 226,000円 |
F銀行(住宅ローン) | 21,000,000円 | 95,000円 |
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 610,000円 | 13,000円 |
Bカード | 750,000円 | 16,000円 |
Cカード | 470,000円 | 10,000円 |
D社 | 330,000円 | 7,000円 |
E社 | 150,000円 | 3,000円 |
合計 | 2,310,000円 | 49,000円 |
F銀行(住宅ローン) | 21,000,000円 | 95,000円 |
コメント
自宅を保有されていたので、小規模個人再生の方針としました。従前からやや浪費的な傾向が見受けられたので、受任後は、毎月家計表を作成して、可能な限り無用な支出は控えるようにしていただきました。申立後は特段問題となる点はなく、債権者からの半数以上の反対もなかったため、無事再生計画は認可されました。