個人再生の
解決事例
神奈川県在住case318
ご依頼者様の基本情報
Z様/50代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
Z様は、老後の備えから、副業でネットワークビジネスを始めようと考え、複数の指南会社のセミナーを受講し、この受講費用を捻出するため、借入れやカード利用をするようになりました。その後、副業を開始したものの、思うように売上を上げることができず、次第に返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円(ほか賞与年額160万円)
資産:預貯金200万円、確定拠出年金1200万円 退職金見込額700万円 保険解約返戻金300万円 自宅不動産100万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,390,000円 | 40,000円 |
B社 | 270,000円 | 10,000円 |
C社 | 320,000円 | 10,000円 |
Dカード | 1,260,000円 | 40,000円 |
E銀行 | 3,230,000円 | 40,000円 |
F社 | 860,000円 | 70,000円 |
G社 | 660,000円 | 10,000円 |
H銀行 | 6,000円 | 5,000円 |
合計 | 8,996,000円 | 225,000円 |
I銀行(住宅ローン) | 20,016,717円 | 96,000円 |
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,040,000円 | 25,000円 |
B社 | 230,000円 | 3,000円 |
C社 | 270,000円 | 4,000円 |
Dカード | 1,070,000円 | 14,000円 |
E銀行 | 2,760,000円 | 34,000円 |
F社 | 730,000円 | 9,000円 |
G社 | 570,000円 | 7,000円 |
H社 | 5,000円 | 初回一括 |
合計 | 7,670,000円 | 96,000円 |
I銀行(住宅ローン) | 20,016,717円 | 96,000円 |
コメント
安定した収入があったこと、自宅等の相当の資産を保有していたこと、可処分所得基準の弁済となる見込みがなかったことから、給与所得者等再生の方針としました。無事再生計画は認可されました。受任後は、副業は控えていただき、本業の収入で堅実な家計のやりくりをしていただきました。また、複数の資産を保有していたので、早期から資料を確認し、適切な評価を算定しました。
申立後は特段問題となる点はなく、履行テストも滞りなく実施できた結果、無事再生計画は認可されました。