個人再生の
解決事例
神奈川在住case305
ご依頼者様の基本情報
N様/30代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
N様は、自身の名義で父が借入れやクレジットカード利用をすることを許諾していました。父からは返済は父が行うと約束されていたため、返済をする必要がないものと安心していましたが、その後、父から返済ができなくなったと打ち明けられました。しかし、負債は600万円以上にも及んでおり、自身も返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収25万円(ほか賞与年額万円)
資産:ほぼなし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 100,000円 | 13,000円 |
B社 | 370,000円 | 20,000円 |
C社 | 140,000円 | 15,000円 |
D銀行 | 570,000円 | 10,000円 |
E銀行 | 2,380,000円 | 20,000円 |
F銀行 | 2,090,000円 | 20,000円 |
Gファイナンス | 410,000円 | 12,000円 |
合計 | 6,060,000円 | 110,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 20,000円 | 初回一括 |
B社 | 70,000円 | 2,000円 |
C社 | 30,000円 | 初回一括 |
D銀行 | 110,000円 | 3,000円 |
E銀行 | 480,000円 | 14,000円 |
F銀行 | 420,000円 | 12,000円 |
Gファイナンス | 80,000円 | 2,000円 |
合計 | 1,210,000円 | 33,000円 |
コメント
実質的に父がすべて形成した債務ではあったものの、父に借入れ等を許諾していた責任を感じていたため、少しでも返済をしたいという強い意向がありました。そのため、破産ではなく、小規模個人再生の方針としました。
申立後、債務形成の経緯を説明したこと、父については別途破産手続を予定していること等を報告し、特段問題となる点はありませんでした。
結果、無事再生計画は認可され、計画に基づく履行が十分見込めることとなりました。