個人再生の
解決事例

千葉県在住case287

ご依頼者様の基本情報

V様/50代/男性/千葉県在住/自営業

受任前の状況

事情

V様は、住宅購入や子らの教育費のため苦しい家計が続き、借入れやカード利用を繰り返していていました。その後、長く勤務していた大手会社を早期退職し、個人事業主として独立しました。しかし、開業のために2年程度の研修を要し、退職金を使い果たし、開業後もコロナ禍等の影響で予想通りに売上が上がらず、結果、返済が困難となりました。受任前に住宅は売却していました。

収入・資産の状況

収入:月収35万円
資産:現金15万円 預貯金5万円 保険解約返戻金3万円 自動車(無価値)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 380,000円 15,000円
B社 1,110,000円 20,000円
Cカード 690,000円 15,000円
D社 60,000円 10,000円
Eカード 1,900,000円 15,000円
Fファイナンス 7,050,000円 40,000円
G社 1,030,000円 35,000円
H社 200,000円 10,000円
I社 2,920,000円 25,000円
Jファイナンス 720,000円 15,000円
合計 16,060,000円 200,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 70,000円 1,000円
B社 200,000円 3,500円
Cカード 130,000円 2,000円
D社 10,000円 初回一括
Eカード 350,000円 6,000円
Fファイナンス 1,320,000円 22,000円
G社 200,000円 3,500円
H社 40,000円 初回一括
I社 540,000円 9,000円
Jファイナンス 140,000円 2,000円
合計 3,000,000円 49,000円

コメント

破産の場合、自営業を継続できなくなるおそれがあったことから、小規模個人再生による解決を図りました。
コロナ禍の影響で売上が安定しませんでしたが、受任後,毎月家計指導を継続し,経営努力のほかに,支出の節制を徹底していただきました。
申立後,個人再生委員が選任される指摘も受けましたが,詳細な報告等をしたため,結局選任決定はされず,別途の予納金負担なく手続を進めることができました。
書面決議では,過半数の不同意もなく,無事再生計画が認可されました。

依頼者の声