個人再生の
解決事例

福島県在住case261

ご依頼者様の基本情報

X様/60代/女性/福島県在住/会社員

受任前の状況

事情

X様は、夫がFX取引の多額の損失を出し、債務の返済に追われて生活費を入れられなくなったため、7年程前から複数の銀行や信販会社から生活費の借入れを行うようになりました。その後、夫は当事務所で個人再生手続を行い、経済的再生を図ることができましたが、今度はX様自身の返済が厳しくなり、生活が回らなくなったため、当事務所にご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収10万円(ほか賞与年額14万円) 年金14万円
資産:自動車(0円) 不動産(615万円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 640,000円 10,000円
B社 1,000,000円 20,000円
Cカード 150,000円 10,000円
D社 1,120,000円 30,000円
E社 50,000円 5,000円
F社 310,000円 10,000円
Gカード 100,000円 10,000円
Hカード 610,000円 20,000円
I銀行 3,270,000円 30,000円
J銀行 90,000円 5,000円
K銀行 330,000円 10,000円
L社 330,000円 20,000円
合計 8,000,000円 180,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 250,000円 4,000円
B社 390,000円 6,000円
Cカード 60,000円 初回一括
D社 430,000円 7,000円
E社 20,000円 初回一括
F社 120,000円 2,000円
Gカード 40,000円 初回一括
Hカード 240,000円 4,000円
I銀行 1,260,000円 21,000円
J銀行 30,000円 初回一括
K銀行 130,000円 2,000円
L社 130,000円 2,000円
合計 3,100,000円 48,000円

コメント

X様は、夫と戸建て住宅を共有していたため、破産手続ではなく、個人再生手続の方針としました。当事務所の介入後は、子の協力もあったため、すぐに余裕をもって返済できる家計状況になりました。
申立後に行われた再生委員とのリモート面談の際は、自宅の査定額が、夫の個人再生手続の際の金額と同額であり、適正な査定額であることを資料と共に説明しました。
その結果、申立時に提出した査定額が採用され、当初の予定どおりに手続を進めることができました。
その後は、円滑に手続きが進み、申立てから6ヶ月後に無事認可決定を得ることができました。

依頼者の声