個人再生の
解決事例

埼玉県在住case246

ご依頼者様の基本情報

I様/50代/男性/埼玉県在住/会社員・法人代表

受任前の状況

事情

I様は、勤務先の同僚や知人等の飲食や遊興をすることが多く、交際費・遊興費のため、借入れやカード利用を繰り返すようになりました。また、兼業で、知人の会社の名目上の代表に就任し、一定の収入を得ていたものの、支出の減少をさせることはできず、次第に返済が困難な状況となりました。

収入・資産の状況

収入:月収31万円(ほか賞与年額30万円)
資産:預貯金100万円 保険解約返戻金310万円 自動車4万円 不動産(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 3,540,000円 50,000円
B銀行 160,000円 31,000円
C銀行 510,000円 8,000円
D銀行 2,360,000円 30,000円
合計 6,570,000円 119,000円
E銀行(住宅ローン) 15,180,000円 72,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 1,980,000円 33,000円
B銀行 80,000円 1,000円
C銀行 290,000円 5,000円
D銀行 1,320,000円 22,000円
合計 3,670,000円 61,000円
E銀行(住宅ローン) 15,180,000円 72,000円

コメント

住宅を所有していたこと、保険等の資産を保有していたことから、破産手続ではなく、小規模個人再生の方針としました。
2社から収入がありましたが、兼業のため就業時間が制限されていたこともあり、いずれもそれほど高額ではなかったため、家計の収支を見直し、徹底した節約を図るよう指導しました。
その後、返済原資を捻出できるよう家計は改善され、申立後、個人再生委員等からも大きな問題点の指摘はなく、無事再生計画は認可されました。