個人再生の
解決事例

茨城県在住case228

ご依頼者様の基本情報

Q様/50代/男性/茨城県在住/会社員

受任前の状況

事情

Q様は、3年ほど前に自営会社を設立しましたが、事業が軌道に乗るまでの生活費やお子様の学費を補填するため、複数の業者から借入れを始めました。また、住宅ローンの返済も家計を圧迫していたため、当事務所へご相談に来られた時点では自転車操業の状態となっていました。

収入・資産の状況

収入:月収41万円(ほか賞与年額34万円)
資産:保険解約返戻金37万円 自宅不動産(オーバーローン) 出資金100万円

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 430,000円 25,000円
Bカード 1,100,000円 20,000円
C銀行 340,000円 5,000円
D銀行 550,000円 9,000円
E社 6,110,000円 36,000円
F銀行 330,000円 5,000円
G銀行 540,000円 36,000円
H銀行 810,000円 40,000円
合計 10,210,000円 176,000円
I銀行(住宅ローン) 38,900,000円 190,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 80,000円 1,000円
Bカード 220,000円 4,000円
C銀行 70,000円 1,000円
D銀行 110,000円 2,000円
E社 1,220,000円 20,000円
F銀行 70,000円 1,000円
G銀行 110,000円 2,000円
H銀行 160,000円 3,000円
合計 2,040,000円 34,000円
I銀行(住宅ローン) 38,900,000円 190,000円

コメント

Q様は、自宅を所有されていたため、小規模個人再生手続を選択しました。
Q様は会社を経営されていたため、申立時には、会社の決算報告書に記載されている各項目を詳細に報告いたしました。また、同社の純資産がマイナスであり、同社に対するM様の出資金には、資産価値がないことも説明いたしました。その結果、当該出資金を清算価値へ計上せずに手続きを進めることができました。
その後の手続きは滞りなく進み、債権者からの反対もなく、申立てから6ヶ月後に無事認可決定が下りました。