個人再生の
解決事例

東京都在住case222

ご依頼者様の基本情報

K様/40代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

K様は、会社の転職時の生活費の補填のため、10年ほど前からキャッシングやリボショッピングの利用を開始しました。また、転職が決まった後も、知人との遊興費や海外への旅費代を借り入れで賄うことが多くなり、債務が増大したため、債務整理のご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収26万円(ほか賞与年額30万円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 110,000円 16,000円
Bカード 360,000円 22,000円
Cカード 300,000円 15,000円
D社 1,790,000円 24,000円
E社 1,490,000円 25,000円
F銀行 570,000円 10,000円
G銀行 2,620,000円 30,000円
H銀行 2,250,000円 25,000円
合計 9,490,000円 167,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 3ヶ月ごとの返品額
A社 20,000円 初回一括
Bカード 70,000円 4,000円
Cカード 60,000円 3,000円
D社 360,000円 18,000円
E社 300,000円 15,000円
F銀行 110,000円 6,000円
G銀行 530,000円 27,000円
H銀行 450,000円 22,000円
合計 1,900,000円 95,000円

コメント

K様のご希望があったため、小規模個人再生手続を選択しました。
当事務所の介入後、家計をすぐに立て直すことができました。しかし、申立後にコロナ禍の影響による収入の減少が起きてしまいました。そのため、毎月の収入と支出状況を家計表で詳細にチェックし、債権者への返済金が捻出の可否や、収入が元に戻るまでの間、ご家族から援助を受けることができるかについて、I様と協議を重ね、手続を進めました。
その結果、履行可能性テストの積立てを遅れることなく履行し、申立てから6か月後に無事認可決定を得ることができました。
ご本人の経済的再生を必ず図るという強い意志によって、申立後の事情の変化に対応することができ、とても印象に残る事件となりました。

依頼者の声