個人再生の
解決事例
東京都在住case202
ご依頼者様の基本情報
Q様/40代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
Q様は、自己資金を元手に5年ほど前からFX取引を開始し、1000万円以上の損失を計上しました。そして、損失を取り戻すために、複数の金融機関から借入れをし、再度FX取引へ投資しました。しかし、なかなか利益をあげることができず、多額の負債が残ってしまい、家計が回らなくなる前にご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収54万円(ほか賞与年額132万円)
資産:現金85万円 預貯金62万円 退職金見込額468万円 不動産233万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,010,000円 | 17,000円 |
B社 | 400,000円 | 7,000円 |
Cカード | 520,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 520,000円 | 10,000円 |
E銀行 | 5,080,000円 | 55,000円 |
F銀行 | 530,000円 | 30,000円 |
G社 | 1,900,000円 | 一度も返済していない |
合計 | 9,960,000円 | 129,000円 |
H銀行(住宅ローン) | 30,220,000円 | 94,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 3ヵ月ごとの返済額 |
---|---|---|
A社 | 360,000円 | 18,000円 |
B社 | 140,000円 | 7,000円 |
Cカード | 180,000円 | 9,000円 |
D銀行 | 180,000円 | 9,000円 |
E銀行 | 1,810,000円 | 90,000円 |
F銀行 | 190,000円 | 10,000円 |
G社 | 680,000円 | 34,000円 |
合計 | 3,540,000円 | 177,000円 |
H銀行(住宅ローン) | 30,220,000円 | 94,000円 |
コメント
Q様は、自宅不動産をはじめとした多くの資産を保有していたため、個人再生の方針としました。
そして、Q様には多額の収入があったため、当事務所の介入後はすぐに収支が安定し、債権者に対する返済原資を確実に準備できる状況になりました。
申立後は、個人再生委員の指示に沿って毎月家計表を詳細に作成し、給与明細とともに報告いたしました。その結果、申立てから6ヶ月後に無事認可決定を得ることができました。