個人再生の
解決事例

東京都在住case187

ご依頼者様の基本情報

B様/40代/男性/東京都在住/自営業

受任前の状況

事情

B様は、会社員を辞め、独立して清掃業の自営を始めました。しかし、当初はフランチャイズに加盟をしたため、そのロイヤリティの負担が重く、利益が出ないばかりか、運転資金を捻出するために借入れをせざるを得ない状況が続きました。その後、フランチャイズを脱退し、自ら営業をすることとしましたが、そこで、多大な接待交際費が発生し、なかなか資金繰りが改善せず、次第に返済が困難になりました。

収入・資産の状況

収入:月収50万円
資産:自動車(無価値)、什器備品(無価値)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 220,000円 13,000円
Bカード 110,000円 25,000円
C社 1,010,000円 40,000円
D銀行 2,100,000円 20,000円
Eカード 300,000円 60,000円
F社 1,580,000円 38,000円
G社 720,000円 8,000円
Hカード 400,000円 30,000円
Iカード 1,080,000円 15,000円
Jカード 1,080,000円 250,000円
Kファイナンス 420,000円 40,000円
L社 1,100,000円 23,000円
M銀行 1,730,000円 75,000円
N銀行 1,800,000円 43,000円
O社 590,000円 11,000円
P銀行 50,000円 1,000円
合計 14,290,000円 692,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 40,000円 初回一括
Bカード 20,000円 初回一括
C社 200,000円 5,000円
D銀行 420,000円 12,000円
Eカード 60,000円 2,000円
F社 320,000円 9,000円
G社 140,000円 4,000円
Hカード 80,000円 2,000円
Iカード 220,000円 6,000円
Jカード 220,000円 6,000円
Kファイナンス 80,000円 2,000円
L社 220,000円 6,000円
M銀行 350,000円 10,000円
N銀行 360,000円 10,000円
O社 120,000円 3,000円
P銀行 10,000円 初回一括
合計 2,860,000円 77,000円

コメント

破産は回避したいという希望がありましたので、小規模個人再生の方針としました。
個人事業主であったため、事業の会計と個人生活の会計を分け、売上や利益の見込みを慎重に判断する必要がありましたが、幸い、売上は安定をしていたことから、履行可能性について問題となることはありませんでした。
申立後も特段問題となる点はなく、結果、無事再生計画は認可されました。