個人再生の
解決事例
神奈川県在住case176
ご依頼者様の基本情報
Q様/20代/女性/神奈川県在住/パート
受任前の状況
事情
Q様は、自宅を購入するにあたって、夫が審査に通らなかったため、自ら単独で住宅ローンを借り入れました。また、新居での家具家電の購入費用、子らの教育費を捻出するため、複数の業者から借入れを継続せざるを得ませんでした。その後、仕事・育児が重なり、心身疲労し体調を崩したため、転職をするなどしたため、次第に返済が困難になりました。そして、住宅ローンも滞納してしまい、自宅の競売申立てまでされました。
収入・資産の状況
収入:月収16万円
資産:預貯金30万円、保険解約返戻金10万円、不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 320,000円 | 10,000円 |
B社 | 70,000円 | 5,000円 |
C銀行 | 300,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 220,000円 | 10,000円 |
E社 | 530,000円 | 10,000円 |
Fカード | 1,520,000円 | 50,000円 |
Gカード | 140,000円 | 100,000円 |
H社 | 250,000円 | 40,000円 |
I銀行 | 400,000円 | 10,000円 |
Jカード | 900,000円 | 30,000円 |
K銀行 | 2,520,000円 | 26,000円 |
Lファイナンス | 50,000円 | 2,000円 |
M銀行 | 600,000円 | 9,000円 |
N銀行 | 310,000円 | 6,000円 |
合計 | 8,130,000円 | 318,000円 |
O銀行(住宅ローン) | 32,420,000円 | 92,000円 |
P銀行(住宅ローン) | 3,430,000円 | 13,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 65,000円 | 1,000円 |
B社 | 14,000円 | 200円 |
C銀行 | 60,000円 | 1,000円 |
D銀行 | 42,000円 | 700円 |
E社 | 110,000円 | 2,000円 |
Fカード | 300,000円 | 5,000円 |
Gカード | 30,000円 | 初回一括 |
H社 | 50,000円 | 800円 |
I銀行 | 80,000円 | 1,000円 |
Jカード | 180,000円 | 3,000円 |
K銀行 | 500,000円 | 9,000円 |
Lファイナンス | 10,000円 | 初回一括 |
M銀行 | 120,000円 | 2,000円 |
N銀行 | 60,000円 | 1,000円 |
合計 | 1,621,000円 | 26,700円 |
O銀行(住宅ローン) | 32,420,000円 | 100,000円 |
P銀行(住宅ローン) | 3,430,000円 | 13,000円 |
コメント
既に自宅の競売申立てを受けており、相談をした複数の法律事務所からは破産を勧められていましたが、どうしても自宅を残したいという強い希望があり、小規模個人再生の方針で受任することとしました。
競売手続が進行していましたので、早急に申立てをするとともに、競売中止の申立ても行い、迅速に計画認可に向けた活動をしました。また、併せて、住宅ローン債権者とも、住宅資金特別条項におけるリスケの内容を協議しました。
結果、住宅ローン債権者の同意を得ることができ、無事再生計画は認可されました。自宅を残したいという希望が実現する機会を得ることができ、Q様は大変喜ばれていました。