個人再生の
解決事例

東京都在住case161

ご依頼者様の基本情報

B様/40代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

B様は、数年前からFX取引を行うようになり、クレジットカードを利用して多額の投資をするようになりました。これまでに900万円以上を投資しましたが、その殆どが損失となりました。そして、うつ病の治療のため会社を欠勤することが多くなったことで収入が減少し、生活費や返済費も借入れするようになり、支払いができなくなったため、当事務所へご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収34万円
資産:特になし

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 1,750,000円 35,000円
B銀行 340,000円 10,000円
C社 3,980,000円 120,000円
D社 3,350,000円 57,000円
E社 1,690,000円 25,000円
F社 30,000円 1,000円
G銀行 350,000円 5,000円
Hカード 1,290,000円 25,000円
I社 360,000円 10,000円
J銀行 290,000円 10,000円
Kカード 120,000円 10,000円
L銀行 2,540,000円 27,000円
M銀行 330,000円 10,000円
N銀行 340,000円 3,000円
合計 16,760,000円 348,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 310,000円 6,000円
B銀行 60,000円 2,000円
C社 710,000円 15,000円
D社 600,000円 13,000円
E社 310,000円 6,000円
F社 5,000円 初回一括
G銀行 60,000円 1,000円
Hカード 230,000円 5,000円
I社 60,000円 1,000円
J銀行 60,000円 1,000円
Kカード 20,000円 初回一括
L銀行 455,000円 10,000円
M銀行 60,000円 1,000円
N銀行 60,000円 1,000円
合計 3,000,000円 62,000円

コメント

借入れの主な理由がFX投資などだったため、免責不許可事由に該当するおそれがありました。そして、破産手続は避けたいというB様の希望がありましたので、個人再生手続の方針としました。
当事務所が介入した後は、毎月の返済に追われることはなく、収支のバランスを取れるようになり、余裕をもって弁護士費用を積み立てることができました。
申立後に始まった履行可能性テストによる積立ても毎月遅れることなく履行し、債権者への返済原資は滞りなく準備をすることができました。そして、債権者からの再生計画案に対する反対意見もなかったため、申立てから6か月後に無事認可決定が下りました。

依頼者の声