個人再生の
解決事例
栃木県在住case158
ご依頼者様の基本情報
S様/40代/男性/栃木県在住/会社員
受任前の状況
事情
S様は、数年前から外食費や物品購入費をクレジットカードで支払うようになりました。特に、ブランド物の時計を複数購入したため、債務が増大していきました。さらに住宅ローンの支払いにも追われて生活費が不足し、借入をしなければ生活が回らない状況が続いたため、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収20万円
資産:預貯金45万円 退職金24万円 保険解約返戻金21万円 自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 90,000円 | 7,000円 |
B銀行 | 980,000円 | 34,000円 |
C社 | 730,000円 | 19,000円 |
D社 | 2,710,000円 | 47,000円 |
E銀行 | 1,100,000円 | 15,000円 |
F社 | 1,120,000円 | 17,000円 |
Gカード | 550,000円 | 24,000円 |
H銀行 | 1,130,000円 | 15,000円 |
合計 | 8,410,000円 | 178,000円 |
I行(住宅ローン) | 22,170,000円 | 70,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 20,000円 | 初回一括 |
B銀行 | 200,000円 | 6,000円 |
C社 | 150,000円 | 4,000円 |
D社 | 540,000円 | 15,000円 |
E銀行 | 220,000円 | 6,000円 |
F社 | 220,000円 | 6,000円 |
Gカード | 110,000円 | 3,000円 |
H銀行 | 220,000円 | 6,000円 |
合計 | 1,680,000円 | 46,000円 |
I行(住宅ローン) | 22,170,000円 | 70,000円 |
コメント
S様ご自宅を所有していたため、個人再生手続きを選択しました。
また、妻は、S様の債務の殆ど(約800万円)を連帯保証していましたが、収入の範囲内で分割返済することを希望したため、妻の債務については受任しませんでした。
そして、自宅不動産の査定額は住宅ローンを上回らず、債権者から反対されるおそれも少なかったため、小規模個人再生による申立てをしました。
申立後は、滞りなく手続きが進んだため、申立てから4ヶ月後に迅速に再生計画案の認可決定を得ることができました。
S様は、想定していたよりも、円滑に手続きを終えることができたため、とても喜んでいらっしゃいました。