個人再生の
解決事例

埼玉県在住case152

ご依頼者様の基本情報

H様/30代/男性/埼玉県在住/会社員

受任前の状況

事情

H様は、専門学校時の奨学金の返済とうつ病に罹った際の生活費を補填するために、複数の銀行のカードローンを利用するようになり、債務が増大していきました。そして、消費者金融会社からも借入れをするようになり、返済が困難となったため、司法書士事務所で任意整理手続を依頼されました。しかし、毎月10万円以上の返済を続けていくことが難しかったため、当事務所にご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収30万円
資産:特になし

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 730,000円 他事務所で任意整理をしていたため、
詳細な金額は不明ですが、
少なくとも10万円以上の返済をしていました。
B社 1,750,000円
C社 500,000円
D社 2,600,000円
E社 710,000円
F社 1,570,000円
合計 7,860,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 150,000円 4,000円
B社 350,000円 10,000円
C社 100,000円 3,000円
D社 520,000円 14,000円
E社 140,000円 4,000円
F社 310,000円 9,000円
合計 1,570,000円 44,000円

コメント

H様は、破産は避けたいとのご希望だったため、個人再生手続(小規模個人再生)を選択しました。そして、毎月30万円以上の安定した収入があったため、弁護士介入後の家計状況は、収支のバランスが取れ、債権者への返済原資は問題なく準備できるようになりました。
申立後は円滑に手続きが進み、毎月の給与も増額したため、当初予定していた4年払いの再生計画を3年払いに変更し、無事認可決定を得ることができました。