個人再生の
解決事例

東京都在住case105

ご依頼者様の基本情報

J様/50代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

J様は、知人から紹介された投資会社に頻繁に投資をされていました。当初は利益が上がっていましたが、投資を始めてから1年後には全く配当がされなくなりました。投資資金の大部分は借入れで賄っていたため、多額の債務だけが残り、支払いができなくなったことで、ご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収35万円

資産:保険解約返戻金30万円、戸建住宅4100万円(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 480,000円 5,000円
B社 650,000円 18,000円
C社 830,000円 25,000円
D社 570,000円 20,000円
E社 580,000円 21,000円
F社 6,380,000円 25,000円
G社 980,000円 27,000円
H社 990,000円 50,000円
I社 1,640,000円 37,000円
合計(住宅ローン除く) 13,100,000円 228,000円
J社(住宅ローン) 46,000,000円 170,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 95,000円 2,000円
B社 130,000円 3,000円
C社 170,000円 3,000円
D社 110,000円 2,000円
E社 120,000円 2,000円
F社 1,270,000円 20,000円
G社 200,000円 3,000円
H社 200,000円 3,000円
I社 330,000円 3,000円
合計(住宅ローン除く) 2,625,000円 44,000円
J社(住宅ローン) 46,000,000円 170,000円

コメント

J様は、戸建住宅を所有されていて、5分の1に減額された債務を債権者に分割で返済できる経済状況だったため、個人再生手続(小規模個人再生)を選択しました。
そして、本件申立の直接の要因となった投資の経緯について、個人再生委員に丁寧に説明しました。また、投資会社から回収できる債権はなく、申立時の清算価値がこれ以上増加しないことも丁寧に報告し、個人再生手続の開始決定を得ることができました。
開始決定後は、債権者の反対もなく、円滑に手続は進み、申立てから5ヶ月後に無事免責許可決定を得ることができました。

依頼者の声