個人再生の
解決事例

東京都在住case2

ご依頼者様の基本情報

B様/50代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

借入の主な原因は、親族の医療費でした。毎月の返済額は25万円を超えており、破産もやむを得ないかと考えられましたが、少しでも返済をしていきたいという強いご希望があり、個人再生(小規模個人再生)の方針を検討しました。

収入・資産の状況

月収:30万円(副業の10万円を含む) 保険解約返戻金あり

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 479,440円 30,000円
B社 3,212,482円 30,000円
C社 302,457円 6,000円
D社 1,455,882円 60,000円
E社 604,666円 15,000円
F社 717,627円 30,000円
G社 225,165円 30,000円
H社 2,057,469円 30,000円
I社 508,327円 10,000円
J社 490,977円 10,000円
合計 10,054,492円 251,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 95,936円 2,000円
B社 739,036円 15,400円
C社&J社(合算) 448,184円 3,660円
D社 291,322円 6,070円
E社 120,994円 2,530円
F社 160,597円 3,350円
G社 368,053円 1,540円
H社 448,184円 9,340円
I社 110,974円 2,320円
合計 2,216,035円 46,210円

コメント

一番懸念されたのが、安定した収入を継続できるかでした。本業の収入では、個人再生手続をしても、返済額の捻出が難しかったので、少なくとも、再生計画期間中は継続性のある副業をすることになりました。
弁護士費用の積立中、副業収入も安定し、再生計画が認可されれば、返済を継続していけるだけの収入状況になりました。
ただ、3年の返済期間では、突発的な支出が生じた場合などに対応ができなくなるおそれがありました。
申立後、個人再生委員と協議をし、上記の家計状況等から、返済期間を4年にしたい旨の上申をしました。債権者からの反対もなく、4年の返済期間も認められ、無事認可となりました。
結果、1000万円を超えていた債務が約220万円に減縮され、毎月の返済額も約4万6000円となりました。

依頼者の声