個人再生の
解決事例
神奈川県在住case253
ご依頼者様の基本情報
P様/50代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
P様は、住宅購入時、新居の家財道具購入のためクレジットカードの利用を始めました。その後、子育てのため、妻が働けなくなり、家計の収入が減少したことから、借入れをするようになりました。しかし、家計の節約を実施することはできず、借入れやカード利用は増加の一途をたどり、次第に返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収38万円(ほか賞与年額25万円)
資産:現金15万円、預貯金20万円、保険解約返戻金12万円、不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 930,000円 | 15,000円 |
B社 | 110,000円 | 5,000円 |
C社 | 500,000円 | 10,000円 |
D社 | 3,520,000円 | 96,000円 |
E社 | 230,000円 | 14,000円 |
F社 | 340,000円 | 20,000円 |
G銀行 | 590,000円 | 10,000円 |
Hカード | 390,000円 | 45,000円 |
I社 | 1,060,000円 | 20,000円 |
Jカード | 510,000円 | 30,000円 |
K銀行 | 1,790,000円 | 30,000円 |
L銀行 | 110,000円 | 10,000円 |
M社 | 220,000円 | 10,000円 |
N社 | 660,000円 | 10,000円 |
Oカード | 1,270,000円 | 30,000円 |
Pカード | 1,780,000円 | 37,000円 |
Qカード | 400,000円 | 25,000円 |
R社 | 1,550,000円 | 65,000円 |
S銀行 | 180,000円 | 13,000円 |
T社 | 490,000円 | 11,000円 |
U銀行 | 1,550,000円 | 30,000円 |
合計 | 18,180,000円 | 536,000円 |
V銀行(住宅ローン) | 29,550,000円 | 130,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 3ヵ月ごとの返済額 |
---|---|---|
A社 | 150,000円 | 7,000円 |
B社 | 20,000円 | 初回一括 |
C社 | 80,000円 | 4,000円 |
D社 | 580,000円 | 30,000円 |
E社 | 40,000円 | 初回一括 |
F社 | 50,000円 | 初回一括 |
G銀行 | 100,000円 | 5,000円 |
Hカード | 60,000円 | 3,000円 |
I社 | 170,000円 | 9,000円 |
Jカード | 80,000円 | 4,000円 |
K銀行 | 300,000円 | 15,000円 |
L銀行 | 20,000円 | 初回一括 |
M社 | 40,000円 | 初回一括 |
N社 | 110,000円 | 5,000円 |
Oカード | 210,000円 | 10,000円 |
Pカード | 290,000円 | 15,000円 |
Qカード | 70,000円 | 3,000円 |
R社 | 260,000円 | 13,000円 |
S銀行 | 30,000円 | 初回一括 |
T社 | 80,000円 | 4,000円 |
U銀行 | 260,000円 | 13,000円 |
合計 | 3,000,000.円 | 140,000円 |
V銀行(住宅ローン) | 29,550,000円 | 130,000円 |
コメント
自宅不動産を残したいという希望があったため、小規模個人再生の方針としました。
数年後に勤務先での定年が予定されていましたが、定年後も嘱託職員としての勤務継続ができ、減収もないことが見込まれたことから、履行可能性も認めることができました。
申立後は特段問題となる点はなく、債権者から過半数の反対も出なかったため、無事再生計画は認可されました。