個人再生の
解決事例

東京都在住case189

ご依頼者様の基本情報

D様/30代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

D様は、新卒で現在の勤務会社に就職後、勤務先指定のクレジットカードを作成し、外食費、遊興費、物品購入費の支払いをカードで行うようになりました。そして、年齢を重ねるにつれて収入が多くなっていったため、カード利用額も増えていきました。その後、住宅ローンを組んで自宅を購入したことで、自由に使えるお金が少なくなったため、借入れで賄うことがより多くなっていきました。
その結果、2000万円以上の債務額となり、これ以上の返済が困難となったため、ご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収44万円(ほか賞与年額229万円)
資産:退職金500万円 保険解約返戻金52万円 自宅不動産(オーバーローンのため0円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 890,000円 26,000円
B銀行 1,010,000円 60,000円
C社 3,960,000円 70,000円
Dカード 500,000円 17,000円
E社 80,000円 10,000円
Fファイナンス 1,000,000円 30,000円
Gカード 1,130,000円 50,000円
H社 2,170,000円 95,000円
Iカード 740,000円 25,000円
J銀行 790,000円 24,000円
K銀行 2,070,000円 20,000円
L銀行 4,130,000円 40,000円
M銀行 2,160,000円 30,000円
N社 80,000円 10,000円
O社 500,000円 12,000円
合計 21,210,000円 519,000円
P銀行(住宅ローン) 32,160,000円 93,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 3ヵ月ごとの返済額
A社 130,000円 10,000円
B銀行 140,000円 11,000円
C社 560,000円 46,000円
Dカード 70,000円 6,000円
E社 10,000円 初回一括
Fファイナンス 140,000円 12,000円
Gカード 160,000円 13,000円
H社 310,000円 25,000円
Iカード 110,000円 9,000円
J銀行 110,000円 9,000円
K銀行 290,000円 24,000円
L銀行 590,000円 49,000円
M銀行 300,000円 25,000円
N社 10,000円 初回一括
O社 70,000円 6,000円
合計 3,000,000円 245,000円
P銀行(住宅ローン) 32,160,000円 93,000円

コメント

自宅を始めとした資産をお持ちでしたので、個人再生手続(小規模個人再生)を選択しました。
I様は、収入が40万円以上あり、支出も節約されていたため、弁護士費用を早期に完納していただき、申立てを行うことができました。
申立後も安定した収入と賞与を原資として履行テストの積立てを行い、債権者からの反対もなく、滞りなく認可決定が下りました。
申立時の債務額は2000万円以上でしたが、認可決定により300万円に圧縮され、家計に大きな負担なく、分割でのお支払いが可能となったため、I様は今後のお支払いに前向きに臨めるとのことでした。