個人再生の
解決事例
千葉県在住case178
ご依頼者様の基本情報
S様/50代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
S様は、以前に個人再生手続をし、その返済が終了していましたが、その後、教育費等を捻出するため、再び借入れをしてしまい、その返済が困難になってしまいました。
収入・資産の状況
収入:月収45万円(ほか賞与年額15万円)
資産:預貯金20万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 930,000円 | 60,000円 |
B社 | 98,000円 | 10,000円 |
Cカード | 2,200,000円 | 42,000円 |
D社 | 2,100,000円 | 30,000円 |
E社 | 315,000円 | 10,000円 |
F社 | 3,700,000円 | 60,000円 |
G社 | 820,000円 | 32,000円 |
H社 | 4,100,000円 | 12,000円 |
I社 | 1,460,000円 | 30,000円 |
J社 | 81,000円 | 不明 |
合計 | 15,804,000円 | 286,000円 |
K銀行(住宅ローン) | 16,200,000円 | 112,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 242,000円 | 3,600円 |
B社 | 25,000円 | 初回一括 |
Cカード | 570,000円 | 11,000円 |
D社 | 550,000円 | 10,500円 |
E社 | 81,000円 | 1,500円 |
F社 | 980,000円 | 18,500円 |
G社 | 210,000円 | 4,100円 |
H社 | 240,000円 | 12,500円 |
I社 | 87,000円 | 4,500円 |
J社 | 5,000円 | 初回一括 |
合計 | 2,990,000円 | 66,200円 |
K銀行(住宅ローン) | 16,223,739円 | 112,000円 |
コメント
S様は、前回の個人再生の際に住宅資金特別条項を付しており、その住宅ローンの返済は続いていたため、再度の申立てとなりました。
前回の個人再生手続については、保管期間が経過しており、裁判所で記録の閲覧謄写はできなかったため、当時の代理人から資料を取得し、前回の債権者も含めて再生債権の調査をすることになりました。
申立後、裁判所と協議の上、個人再生委員は付されませんでした、再度の申立てでは、再生計画案の作成が複雑となるため、複数回裁判所と調整をしました。
結果として、債権者から過半数の反対もなく、無事再生計画は認可されました。