個人再生の
解決事例
栃木県在住case15
ご依頼者様の基本情報
P様/50代/男性/栃木県在住/会社員
受任前の状況
事情
P様は、単身赴任中の収入を家族への仕送りや、住宅ローンの返済に優先して充てたことで、自身の生活費が不足し、借入れをされるようになりました。
また、出張時の旅費等の立替えや、お子様の学費の増大も重なり、住宅ローンを除いて、総額で1000万円以上の債務となり、返済が困難状況でした。
収入・資産の状況
月収:40万円(ほか賞与年間100万円程度あり)
資産:預貯金、自宅マンション、保険解約返戻金、持株、退職金(総額380万円程度)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 119,000円 | 11,000円 |
B社 | 1,068,000円 | 40,000円 |
C社 | 1,005,000円 | 28,000円 |
D社 | 2,370,000円 | 40,000円 |
E社 | 821,000円 | 30,000円 |
F社 | 971,000円 | 10,000円 |
G社 | 1,770,000円 | 30,000円 |
H社 | 301,000円 | 7,000円 |
I社 | 1,181,000円 | 11,000円 |
J社 | 586,000円 | 13,000円 |
K社 | 212,000円 | 11,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 10,404,000円 | 231,000円 |
L社(住宅ローン) | 13,140,000円 | 92,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 43,000円 | 700円 |
B社 | 385,000円 | 6,400円 |
C社 | 362,000円 | 6,000円 |
D社&G社(合算) | 1,537,000円 | 25,000円 |
E社 | 295,000円 | 4,900円 |
F社 | 350,000円 | 5,800円 |
H社 | 108,000円 | 1,800円 |
I社 | 425,000円 | 7,000円 |
J社 | 211,000円 | 3,500円 |
K社 | 76,000円 | 1,200円 |
合計(住宅ローン除く) | 3,792,000円 | 62,300円 |
L社(住宅ローン) | 13,140,000円 | 92,000円 |
コメント
P様はご自宅を所有されていて、破産は避けたいとのご希望でしたので、個人再生手続を選択しました。
ご自宅は、アンダーローンで約270万円の価値があり、預貯金等の資産も相当程度あったため、清算価値基準に基づく返済となりました。
それでも、受任前の約3分の1に債務が圧縮され、P様の毎月の収入の範囲内で十分に返済できる金額となりました。
ご自宅を残しつつ、減額された債務の返済をすることが可能となり、P様はご満足されていました。