個人再生の
解決事例

東京都在住case144

ご依頼者様の基本情報

L様/20代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

L様は、株式投資をするため、短期間で300万円を超える借入れをしましたが、結果、投資に失敗し、返済の負担だけが残ってしまいました。また、投資失敗のストレスなどから、競馬等のギャンブルにのめりこんでしまい、ギャンブル資金を捻出するため、さらに借入れを増やしてしまいました。こうして、返済が困難になってしまいました。

収入・資産の状況

収入:月収22万円
資産:現金70万円、預貯金60万円、積立金200万円

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 200,000円 25,000円
B社 690,000円 25,000円
C社 990,000円 30,000円
D社 2,300,000円 30,000円
E社 570,000円 15,000円
F社 560,000円 15,000円
G社 570,000円 15,000円
H社 2,300,000円 25,000円
I社 590,000円 15,000円
J社 40,000円 5,000円
合計 8,810,000円 200,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 40,000円 初回一括
B社 140,000円 4,000円
C社 200,000円 6,000円
D社 460,000円 13,000円
E社 110,000円 3,000円
F社 110,000円 3,000円
G社 110,000円 3,000円
H社 460,000円 13,000円
I社 120,000円 3,000円
J社 10,000円 初回一括
合計 1,760,000円 48,000円

コメント

自己破産も検討しましたが、借金の原因が投資の失敗とギャンブルにあったことから、自己破産では免責不許可となる可能性がありました。そこで、小規模個人再生の方針としました。
申立後、L様名義の積立金の取扱いが問題となりました。この積立金は、L様の親族がL様に秘密で積み立てていたもので、L様はその管理や処分をできないものでした。この積立金の清算価値への計上の有無が検討されることになりましたが、事情を丁寧に説明し、清算価値への計上はされないことになりました。
債権者からの過半数の反対もなく、無事再生計画は認可され、債務の整理を図ることができました。

依頼者の声