個人再生の
解決事例
東京都在住case141
ご依頼者様の基本情報
D様/30代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
D様は、10年以上前に自営業をされていましたが、売上が上がらなかったため、生活費の不足分を借入れで補填していました。その後、自営業を廃業して転職しましたが、仕事上の交際費やパチンコ等の遊興費が増えたため、借入額は増え、次第に自転車操業状態になっていきました。
そのため、D様は別の法律事務所に任意整理手続きを依頼されましたが、給与が減額して毎月の返済が困難となったため、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:22万円
資産:預貯金18万円 保険解約返戻金175万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 135,000円 | 23,000円 |
B社 | 2,130,000円 | 36,000円 |
C社 | 920,000円 | 17,000円 |
D社 | 970,000円 | 17,000円 |
E社 | 2,540,000円 | 31,000円 |
合計 | 7,910,000円 | 124,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 300,000円 | 8,000円 |
B社 | 480,000円 | 14,000円 |
C社 | 210,000円 | 6,000円 |
D社 | 220,000円 | 6,000円 |
E社 | 580,000円 | 16,000円 |
合計 | 1,790,000円 | 50,000円 |
コメント
D様は、破産手続は避けたいと希望されたため、個人再生手続(小規模個人再生)を選択しました。また、最低弁済額を上回る高額の解約返戻金がありましたが、契約者貸付を受けられず、解約も希望されなかったため、清算価値基準での再生計画となりました。
申立後は、滞りなく手続きが進み、申立てから5ヶ月後に無事認可決定を得ることができました。