個人再生の
解決事例
東京都在住case137
ご依頼者様の基本情報
A様/40代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
A様は、5年ほど前からパチンコ代や飲み代等の遊興費の支出が多くなり、複数の業者から借入れをするようになりました。そして、金利を低くする目的でおまとめローンを利用し、完済した業者から再び借入れるなどしたため、債務が膨れ上がり、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収38万円
資産:預貯金13万円 退職金615万円 保険解約返戻金236万円 自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,650,000円 | 40,000円 |
B社 | 90,000円 | 5,000円 |
C社 | 2,140,000円 | 35,000円 |
D社 | 1,180,000円 | 20,000円 |
E社 | 1,060,000円 | 20,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 7,120,000円 | 120,000円 |
F社(住宅ローン) | 17,820,000円 | 64,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,300,000円 | 20,000円 |
B社 | 40,000円 | 初回一括 |
C社 | 1,050,000円 | 18,000円 |
D社 | 580,000円 | 10,000円 |
E社 | 520,000円 | 9,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 3,490,000円 | 57,000円 |
F社(住宅ローン) | 17,820,000円 | 64,000円 |
コメント
A様は、奥様と2分の1ずつ共有しているご自宅を所有していたため、破産手続を避けて、個人再生手続を選択しました。そして、多額の保険解約返戻金及び退職金も保有していたため、清算価値基準での申立てとなりました。
また、ご自宅の住宅ローンはペアローンでしたが、奥様は住宅ローン以外に借入れはなかったため、A様の申立てのみで住宅資金特別条項を付すことが認められました。
ご自宅を残しつつ債務を圧縮できたため、A様はとても安心されていました。