個人再生の
解決事例
千葉県在住case133
ご依頼者様の基本情報
R様/30代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
R様は、夫婦共働きで家計をやりくりしていましたが、妻が産休のため世帯収入が減少した際、生活費や住宅ローン返済に充てるため、借入れを始めました。
また、収入を少しでも増やすためにFX投資もしばしば行っていましたが、結果として損失を出してしまい、さらに借入れを増やしてしまいました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円(ほか賞与年額30万円)
資産:現金15万円,預貯金30万円,保険解約返戻金11万円,戸建住宅(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 15,000円 | 5,000円 |
B社 | 5,000円 | 5,000円 |
C社 | 1,560,000円 | 20,000円 |
D社 | 2,260,000円 | 50,000円 |
E社 | 3,550,000円 | 40,000円 |
F社 | 360,000円 | 10,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 7,750,000円 | 130,000円 |
G社(住宅ローン) | 23,870,000円 | 70,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 3か月毎の返済額 |
---|---|---|
A社 | 5,000円 | 初回一括 |
B社 | 2,000円 | 初回一括 |
C社 | 500,000円 | 30,000円 |
D社 | 720,000円 | 45,000円 |
E社 | 1,130,000円 | 70,000円 |
F社 | 110,000円 | 7,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 2,467,000円 | 152,000円 |
G社(住宅ローン) | 23,870,000円 | 70,000円 |
コメント
住宅を残したいという希望があったこと、借入原因の一部が免責不許可事由となる投資の失敗にあったことなどから、自己破産ではなく、個人再生の方針としました。
また、債権者のうち過半数の債権を有する業者が再生計画に反対をしてくることが見込まれたため、給与所得者等再生の手続を選択しました。
申立後、手続は問題なく進み、無事再生計画は認可され、自宅を残しつつ債務の整理をすることができました。