個人再生の
解決事例

千葉県在住case116

ご依頼者様の基本情報

A様/30代/男性/千葉県在住/会社員

受任前の状況

事情

A様は、結婚して子どもが生まれたことから、戸建住宅を購入し、住宅ローンを負担することになりました。しかし、住宅取得のため、生活を切り詰めていたことから、ストレスが溜まり、それを発散するため、飲食やギャンブルに散財することになってしまいました。
また、交通事故を起こし、その賠償金も支払うことになりました。そして、離婚をすることになり、養育費の負担も生じることになりました。こうして、住宅ローンを除いて、1800万円を超える負債を負い、返済が困難になりました。

収入・資産の状況

収入:月収42万円(賞与年額50万円)
資産:預貯金25万円,保険解約返戻金26万円,株式3万円,自動車(価値なし),不動産(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 1,960,000円 26,000円
B社 3,770,000円 80,000円
C社 4,870,000円 33,000円
D社 590,000円 5,000円
E社 590,000円 80,000円
F社 2,470,000円 30,000円
G社 3,340,000円 47,000円
H社 540,000円 未払い
合計(住宅ローン除く) 18,130,000円 301,000円
I社(住宅ローン) 24,000,000円 88,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 324,000円 5,400円
B社 625,000円 10,400円
C社 810,000円 13,500円
D社 98,000円 1,600円
E社 98,000円 1,600円
F社 410,000円 6,800円
G社 550,000円 9,200円
H社 90,000円 1,500円
合計(住宅ローン除く) 3,005,000円 50,000円
I社(住宅ローン) 24,000,000円 88,000円

コメント

A様は、離婚はしましたが、住宅は残したいという希望がありましたので、小規模個人再生の方針としました。
負債総額は1500万円を超えていたため、再生計画に基づく弁済総額は300万円となり、80%以上の免除を受けることになりましたが、債権者から過半数の反対もなく、また、手続上も問題となる点はありませんでした。
結果、無事再生計画は認可され、家計の再建を図ることができました。