個人再生の
解決事例
埼玉県在住case110
ご依頼者様の基本情報
P様/30代/男性/埼玉県在住/会社員
受任前の状況
事情
P様は、自宅購入後、子らの教育費の負担が増大したこと、住宅ローンの優遇期間経過後金利が上昇し返済額が増加したことなどから、生活費の補填や返済に充てるため、借入れを継続せざるを得ない状況が続いていました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円(ほか賞与年額100万円)
資産:現金14万円、財形貯蓄20万円、保険解約返戻金10万円、株式55万円、自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,110,000円 | 21,000円 |
B社 | 140,000円 | 10,000円 |
C社 | 500,000円 | 15,000円 |
D社 | 310,000円 | 140,000円 |
E社 | 3,360,000円 | 35,000円 |
F社 | 2,200,000円 | 25,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 8,620,000円 | 246,000円 |
G社(住宅ローン) | 26,790,000円 | 100,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 420,000円 | 9,000円 |
B社 | 30,000円 | 初回一括 |
C社 | 100,000円 | 2,000円 |
D社 | 60,000円 | 1,000円 |
E社 | 670,000円 | 14,000円 |
F社 | 440,000円 | 9,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 1,720,000円 | 35,000円 |
G社(住宅ローン) | 26,790,000円 | 100,000円 |
コメント
P様は、住宅を残したいという希望があり、定職に就かれて収入も安定していましたので、個人再生(小規模個人再生)の方針としました。
住宅資金特別条項を設定する上で、自宅不動産(土地、建物)が区画整理地域内にあり、まだその区画整理が継続中でしたので、条項の要件を充たすかどうかが懸念されましたが、資料等を確認したところ、問題のないことが判明しました。
申立後、手続は問題なく進み、債権者から過半数の反対もなかったことから、再生計画は無事認可されました。毎月の収入の範囲内で返済を継続していくことができ、P様は大変喜ばれていました。