個人再生の
解決事例
千葉県在住case107
ご依頼者様の基本情報
L様/50代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
L様は、過去に自己破産の経験がありましたが、その後、勤務先の出張等の経費立替のためにクレジットカードを頻繁に使ったり、自動車購入のためにローンを組んだりしました。しかし、次第に返済が困難になり始め、相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収39万円(ほか賞与年額20万円)
資産:預貯金40万円,保険解約返戻金25万円,自動車(価値なし)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 310,000円 | 20,000円 |
B社 | 520,000円 | 34,000円 |
C社 | 2,060,000円 | 60,000円 |
D社 | 2,050,000円 | 40,000円 |
E社 | 90,000円 | 7,000円 |
F社 | 2,100,000円 | 30,000円 |
合計 | 7,130,000円 | 191,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 60,000円 | 2,000円 |
B社 | 100,000円 | 3,000円 |
C社 | 410,000円 | 11,000円 |
D社 | 410,000円 | 11,000円 |
E社 | 20,000円 | 初回一括 |
F社 | 420,000円 | 12,000円 |
合計 | 1,420,000円 | 39,000円 |
コメント
長年正社員として稼働しており安定した収入があったこと、過去に自己破産をしていたことなどから、自己破産ではなく、個人再生(小規模個人再生)の方針としました。
申立後、特段問題なく手続は進み、債権額も分散しており、過半数の反対もなかったため、再生計画は認可となりました。
結果、受任前は20万円近くあった月の返済額が4万円以下(3年間)となり、経済生活の再建の機会を得ることができました。