個人再生の
解決事例

東京都在住case87

ご依頼者様の基本情報

R様/30代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

R様は、住宅を購入し、住宅ローンの負担を負う中で、FX投資を始めました。当初は自己資金で投資をしていましたが、損失を出してしまい、これを補填するため、さらに投資をしようと考え、多数の業者から借入れをしてしまいました。しかし、結局、多額の投資をしても利益を出せず、返済が困難になってしまいました。

収入・資産の状況

収入:月収50万円
資産:預貯金10万円,保険解約返戻金50万円,自動車50万円,住宅(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 270,000円 10,000円
B社 280,000円 14,000円
C社 1,500,000円 45,000円
D社 280,000円 15,000円
E社 3,800,000円 45,000円
F社 3,000,000円 25,000円
G社 520,000円 20,000円
H社 90,000円 7,000円
I社 300,000円 5,000円
J社 2,000,000円 100,000円
K社 880,000円 200,000円
L社 800,000円 34,000円
合計(住宅ローン除く) 13,720,000円 520,000円
M社(住宅ローン) 52,000,000円 100,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 58,000円 1,600円
B社 63,000円 1,800円
C社 330,000円 9,000円
D社 63,000円 1,800円
E社 830,000円 23,000円
F社 650,000円 18,000円
G社 100,000円 3,000円
H社 20,000円 初回一括
I社 60,000円 1,700円
J社 420,000円 11,000円
K社 180,000円 4,700円
L社 170,000円 4,600円
合計(住宅ローン除く) 2,944,000円 80,200円
M社(住宅ローン) 52,000,000円 100,000円

コメント

住宅を残したいという希望がありましたので、自己破産ではなく、個人再生の方針としました。一定の収入があったほか、親族からの援助も受けることができましたので、個人再生をすれば、弁済をしていけることが十分に見込めました。
申立後、裁判所や個人再生委員から特段指摘を受けることはなく、また、書面決議でも過半数の反対が出なかったため、無事、再生計画は認可となりました。
住宅ローンを除いて、1400万円近くあった債務が約300万円にまで減縮され、当所への依頼時に50万円以上あった月の返済額が、3年間、月約8万円にまで減り、家計の再生を図ることができました。