個人再生の
解決事例
千葉県在住case19
ご依頼者様の基本情報
Y様/40代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
Y様は、平成20年9月のリーマンショックの影響を受けて転職を余儀なくされ、収入が400万円以上減少し、生活費の補てんのために多額の借入れをされていました。
収入・資産の状況
月収:22万円
資産:自宅(戸建、約85万円のアンダーローン)、保険解約返戻金(約50万円)、自動車
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 410,000円 | 20,000円 |
B社 | 1,070,000円 | 30,000円 |
C社 | 4,740,000円 | 50,000円 |
D社 | 2,060,000円 | 50,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 8,280,000円 | 150,000円 |
E社(住宅ローン) | 21,000,000円 | 75,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 100,000円 | 1,700円 |
B社 | 210,000円 | 3,600円 |
C社 | 1,040,000円 | 17,000円 |
D社 | 470,000円 | 7,900円 |
合計(住宅ローン除く) | 1,820,000円 | 30,200円 |
E社(住宅ローン) | 21,000,000円 | 75,000円 |
コメント
ご自宅を所有されていたため、個人再生手続(小規模個人再生)を選択し、住宅資金特別条項を付して、住宅ローンはこれまで通り支払うことを方針としました。
ご自宅は、アンダーローンで約85万円の価値があり、保険解約返戻金等の資産も相当程度ありました。しかし、5分の1に圧縮された債務額が清算価値の額を上回ったため、最低弁済額での返済となりました。
申立後は、債権者の反対もなく手続は進み、半年後に無事再生計画の認可決定が下りました。
Y様は、ご自宅を残しつつ経済状況に合った返済をすることが可能となり、満足されていました。