個人再生の
解決事例

東京都在住case346

ご依頼者様の基本情報

B様/40代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

B様は、相当の収入があったものの、長期間にわたり、競馬やパチンコ等のギャンブルにのめり込んでしまい、多額の負債を抱えました。また、ギャンブルの損失を取り戻そうとして投資もしましたが、失敗してさらに状況は悪化しました。

収入・資産の状況

収入:月収44万円(ほか賞与年額176万円)
資産:退職金見込額450万円、有価証券100万円、自動車75万円、不動産600万円

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 3,100,000円 48,000円
B銀行 2,720,000円 40,000円
C社 880,000円 11,000円
Dファイナンス 470,000円 13,000円
Eカード 2,500,000円 28,000円
Fカード 2,160,000円 63,000円
Gカード 1,700,000円 24,000円
Hカード 1,540,000円 23,000円
Iカード 950,000円 24,000円
Jカード 1,090,000円 27,000円
Kカード 1,070,000円 20,000円
L銀行 310,000円 10,000円
合計 18,490,000円 331,000円
K銀行(住宅ローン) 20,610,000円 78,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 3ヶ月ごとの返済額
A銀行 1,400,000円 70,000円
B銀行 1,230,000円 62,000円
C社 400,000円 20,000円
Dファイナンス 210,000円 11,000円
Eカード 1,130,000円 57,000円
Fカード 980,000円 49,000円
Gカード 770,000円 38,000円
Hカード 700,000円 35,000円
Iカード 430,000円 22,000円
Jカード 500,000円 25,000円
Kカード 490,000円 24,000円
L銀行 140,000円 7,000円
合計 8,380,000円 420,000円
K銀行(住宅ローン) 20,610,000円 78,000円

コメント

破産の場合は免責不許可事由に該当すること、自宅等の資産を保有していたこと、債権者から異議が出ることが見込まれたことなどから、給与所得者等再生の方針としました。

ややギャンブル依存症の傾向がみられましたが、受任後は心を入れ替えて更生していただき、家計の節制に努めました。

選任された個人再生委員からも特段問題の指摘はなく、履行テストも遅滞なく実践できた結果、無事再生計画は認可されました。