個人再生の
解決事例
東京都在住case290
ご依頼者様の基本情報
X様/40代/男性/東京都在住/公務員
受任前の状況
事情
X様は、親族間トラブルのストレスを発散するため、ほぼ毎日飲食行為を繰り返し、クレジットカードの利用を繰り返すようになりました。長期間このような生活が続き、カード返済のため、さらに借入れやカード利用を繰り返すという悪循環に陥ってしまいました。
収入・資産の状況
収入:月収29万円(ほか賞与年額130万円)
資産:退職金見込額1400万円、保険解約返戻金20万円、自動車(40万円)、自宅不動産(共有持分50万円)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 3,160,000円 | 40,000円 |
Bカード | 2,110,000円 | 39,000円 |
Cカード | 1,040,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 930,000円 | 35,000円 |
Eカード | 660,000円 | 20,000円 |
F社 | 3,040,000円 | 10,000円 |
合計 | 10,940,000円 | 154,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 760,000円 | 21,000円 |
Bカード | 510,000円 | 14,000円 |
Cカード | 250,000円 | 7,000円 |
D銀行 | 220,000円 | 6,000円 |
Eカード | 160,000円 | 5,000円 |
F社 | 740,000円 | 21,000円 |
合計 | 2,640,000円 | 74,000円 |
コメント
共有の不動産等の資産を保有していたこと、破産の場合は免責不許可事由にあたることから、小規模個人再生の方針としました。
親族間のトラブル、特に、相続の経緯等について調査し、詳細に報告をする必要がありました。
また、債権者からの反対のおそれもありましたが、結果、過半数を超える反対は出されず、無事再生計画は認可されました。