個人再生の
解決事例
東京都在住case284
ご依頼者様の基本情報
T様/60代/女性/東京都在住/パート
受任前の状況
事情
T様は、アレルギー症状がひどく、寝具や衣類等を定期的に買い替える必要があり、クレジットカードの利用が増えました。また、自営業の夫の収入が安定しなかったこと、母の介護費用を捻出したこと等から、家計の収支が悪化し、次第に返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収13万円
資産:ほぼなし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 560,000円 | 13,000円 |
B社 | 990,000円 | 28,000円 |
C社 | 2,030,000円 | 30,000円 |
D銀行 | 230,000円 | 5,000円 |
合計 | 3,810,000円 | 76,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 150,000円 | 4,000円 |
B社 | 260,000円 | 7,000円 |
C社 | 530,000円 | 15,000円 |
D銀行 | 60,000円 | 2,000円 |
合計 | 1,000,000円 | 28,000円 |
コメント
当初は破産を勧めましたが、少しでも返済をしたいという強い意向があったこと、夫の事業収入が安定する見込みが立ったことなどから、給与所得者等再生の方針としました。
年齢的に将来的な就労可能性が問題となりましたが、少なくとも再生計画の返済期間は雇用継続が見込まれることを詳細に報告しました。
結果、裁判所や個人再生委員の理解を得ることができ、無事再生計画は認可されました。