個人再生の
解決事例
千葉県在住case262
ご依頼者様の基本情報
Y様/30代/女性/千葉県在住/アルバイト
受任前の状況
事情
Y様は、前勤務先の常連客から、実際の利用や返済はその常連客が行うものの、自身の名義でクレジットカードを作成してほしいと懇願されました。不審に思いながらも断り切れず、常連客の依頼のままカードを作成し、実際に常連客に利用をさせました。しばらくの間、常連客による返済が滞ることはありませんでしたが、ある時点から常連客による返済が滞納し、Y様自身に督促が来るようなりました。
収入・資産の状況
収入:月収10万円
資産:ほぼなし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 350,000円 | 13,000円 |
B社 | 350,000円 | 13,000円 |
Cカード | 620,000円 | 30,000円 |
D社 | 170,000円 | 10,000円 |
Eカード | 2,000,000円 | 53,000円 |
Fカード | 320,000円 | 8,000円 |
Gカード | 630,000円 | 25,000円 |
Hファイナンス | 350,000円 | 13,000円 |
合計 | 4,790,000円 | 165,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 70,000円 | 2,000円 |
B社 | 70,000円 | 2,000円 |
Cカード | 130,000円 | 4,000円 |
D社 | 40,000円 | 初回一括 |
Eカード | 420,000円 | 11,000円 |
Fカード | 70,000円 | 2,000円 |
Gカード | 130,000円 | 4,000円 |
Hファイナンス | 70,000円 | 2,000円 |
合計 | 1,000,000円 | 27,000円 |
コメント
資産もなく、生活も夫の収入に依存していましたが、債務の形成原因から破産の場合は免責不許可事由に該当したため、小規模個人再生の方針としました。
申立時、本人の陳述書を作成し、常連客に対する関係や経緯等を詳細に説明しました。
結果、個人再生委員が選任されることなく手続は進行し、債権者からの反対もなかったため、無事再生計画は認可されました。