個人再生の
解決事例
神奈川県在住case244
ご依頼者様の基本情報
G様/40代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
G様は、5年ほど前から、会社の顧客との交際費や接待費、残業時のタクシー代の補填のため、クレジットカードで決済するようになりました。それらの支出は、会社から一部補填されていましたが、クレジットカードの決済日に間に合わず、カードローンで借入れをして支払うことが多くなりました。その結果、債務額が大きくなり、自転車操業状態となったため、債務整理のご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収31万円
資産:現金30万円 預貯金52万円 保険解約返戻金29万円 自動車(時価10万円)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 490,000円 | 15,000円 |
B社 | 290,000円 | 15,000円 |
C銀行 | 1,900,000円 | 35,000円 |
D銀行 | 1,120,000円 | 20,000円 |
E社 | 30,000円 | 10,000円 |
F銀行 | 270,000円 | 15,000円 |
G銀行 | 2,060,000円 | 20,000円 |
H社 | 3,000円 | 3,000円 |
合計 | 6,163,000円 | 133,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 100,000円 | 3,000円 |
B社 | 60,000円 | 2,000円 |
C銀行 | 380,000円 | 11,000円 |
D銀行 | 220,000円 | 6,000円 |
E社 | 10,000円 | 1,000円 |
F銀行 | 50,000円 | 1,000円 |
G銀行 | 410,000円 | 11,000円 |
H社 | 1,000円 | 初回一括 |
合計 | 1,231,000円 | 35,000円 |
コメント
G様は、破産手続の開始決定を受けると資格制限を受けてしまう職業に就いていたため、破産手続を避けて小規模個人再生の方針としました。
当事務所の介入後、G様は、毎月の家賃の支払い額を抑えるため、申立前に引っ越しをされました。そして、事前に引っ越し費用に関する明細の保管を依頼し、申立時に裁判所へ提出して、引っ越しにかかる費用が合理的な支出であることを丁寧に報告しました。
その後の履行テストの積立て及び再生計画案の提出は滞りなく進み、申立てから5ヶ月後に無事再生計画案の認可を得ることができました。