個人再生の
解決事例

埼玉県在住case238

ご依頼者様の基本情報

A様/30代/男性/埼玉県在住/会社員

受任前の状況

事情

A様は、大学卒業後に就職し、安定した収入を得るようになったため、FX取引や先物取引を行うようになりました。当初は自身の貯蓄のみで投資をしていましたが、多額の損失を出してしまい、その穴埋めのため借入金で投資をするようになりました。それでも事態は好転せず、取引の損失と負債額が大きくなり、返済が難しくなったため、当事務所にご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収38万円(ほか賞与年額198万円)
資産:預貯金81万円 保険解約返戻金51万円 自宅不動産(オーバーローン) 確定給付企業年金207万円(差押禁止財産)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 2,920,000円 42,000円
Bカード 1,150,000円 50,000円
C社 500,000円 10,000円
D社 1,100,000円 3,000円
Eカード 2,210,000円 90,000円
F銀行 1,100,000円 15,000円
G社 640,000円 55,000円
H銀行 1,240,000円 15,000円
I銀行 2,070,000円 20,000円
J社 200,000円 10,000円
K社 830,000円 15,000円
L銀行 220,000円 6,000円
合計 14,180,000円 331,000円
M銀行(住宅ローン) 24,880,000円 105,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 3ヵ月ごとの返済額
A社 590,000円 37,000円
Bカード 230,000円 14,000円
C社 100,000円 6,000円
D社 220,000円 14,000円
Eカード 440,000円 28,000円
F銀行 220,000円 14,000円
G社 130,000円 8,000円
H銀行 250,000円 15,000円
I銀行 410,000円 26,000円
J社 40,000円 3,000円
K社 170,000円 10,000円
L銀行 40,000円 初回一括
合計 2,840,000円 175,000円
M銀行(住宅ローン) 24,880,000円 105,000円

コメント

A様は、共働きの妻の協力もあり、履行可能性に問題はなく、自宅も所有していたため、個人再生手続の方針としました。A様も安定した収入を得ていたため、当事務所の介入後はすぐに家計が立て直されました。
申立後は毎月家計表を裁判所に提出し、コロナ禍の影響もなく、履行可能性テストの積立てを遅滞することなく行っていただきました。
その結果、申立てから7ヶ月後に、住宅資金特別条項を付した再生計画案が認可されました。