個人再生の
解決事例
東京都在住case233
ご依頼者様の基本情報
V様/30代/男性/東京都在住/アルバイト
受任前の状況
事情
V様は、職場でストレスを抱えるようになり、その発散のため、オンラインゲームにのめり込むようになり、借入れやカード利用を始めました。また、父が新居を建築する際、住宅ローンの連帯債務者となり、その負担も生じました。
収入・資産の状況
収入:月収21万円(ほか賞与年額3万円)
資産:現金50万円、預貯金15万円、不動産(借地権付建物の持分)200万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 180,000円 | 12,000円 |
Bカード | 1,750,000円 | 67,000円 |
C社 | 1,090,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 2,580,000円 | 20,000円 |
合計 | 5,600,000円 | 109,000円 |
E銀行(住宅ローン) | 23,150,000円 | 連帯債務のため、支払いなし |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 80,000円 | 2,000円 |
Bカード | 740,000円 | 15,000円 |
C社 | 460,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 1,100,000円 | 23,000円 |
合計 | 2,380,000円 | 50,000円 |
E銀行(住宅ローン) | 23,150,000円 | 連帯債務のため、支払いなし |
コメント
破産の場合、免責不許可事由に該当すること、少しでも返済をしたいという意向が強かったことから、小規模個人再生の方針としました。
父の建築した建物について持分があり、また、その底地は借地であったため、不動産の清算価値、特に、借地権の評価が問題となりました。
申立後、個人再生委員と協議をして、法定地上権等の事例を参照しながら、適正な評価を算定することに努めました。
結果、清算価値基準での返済となりましたが、無事再生計画は認可され、経済的な再建を図ることができました。