個人再生の
解決事例
千葉県在住case226
ご依頼者様の基本情報
O様/30代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
O様は、5年前にご自宅を購入した後、住宅ローンの返済が開始したことで、自由に使用できるお金が減少したため、外食費や趣味の支出をクレジットカードで決済することが多くなりました。
自動車やご自宅を買い換える等して、何とかやり繰りをしていましたが、元金がなかなか減らず、これ以上の返済は困難であると考え、当事務所にご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収46万円(ほか賞与年額85万円)
資産:現金60万円 預貯金67万円 保険解約返戻金27万円 自動車(査定額19万円) 退職金350万円(8分の1を清算価値に計上) 自宅不動産(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 2,260,000円 | 35,000円 |
B銀行 | 30,000円 | 18,000円 |
C銀行 | 3,790,000円 | 35,000円 |
D銀行 | 3,230,000円 | 25,000円 |
E社 | 30,000円 | 30,000円 |
F銀行 | 290,000円 | 6,000円 |
合計 | 9,630,000円 | 149,000円 |
G銀行(住宅ローン) | 31,480,000円 | 86,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 3ヶ月ごとの返品額 |
---|---|---|
Aカード | 450,000円 | 13,000円 |
B銀行 | 6,000円 | 初回一括 |
C銀行 | 760,000円 | 21,000円 |
D銀行 | 650,000円 | 18,000円 |
E社 | 5,000円 | 100円 |
F銀行 | 59,000円 | 1,500円 |
合計 | 1,930,000円 | 53,600円 |
G銀行(住宅ローン) | 31,480,000円 | 86,000円 |
コメント
O様は、自宅を所有されていたため、個人再生手続を選択しましたが、本件では、過半数の債権者が反対する可能性がありました。そのため、ご本人の希望を確認した上で、小規模個人再生での申立てを行いました。
それでも、申立後の手続きは円滑に進み、再生計画案の提出後に債権者からの反対もなく、無事認可決定を得ることができました。
給与所得者等再生による再度の申立てを見越していましたが、小規模個人再生での認可を得られ、支出を抑えることができたため、O様はとてもお喜びでした。